オンライン配信プラットフォームおすすめ5選
目次
オンライン配信ができるさまざまなプラットフォームが存在します。便利なサービスではあるものの、数が多くてプラットフォームごとにどのような違いがあるのか分からない人も多いことでしょう。ここでは、おすすめオンライン配信プラットフォームや選び方を紹介します。オンライン配信プラットフォームの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
1. オンライン配信プラットフォームの選び方
さまざまな企業が機能の異なるサービスを提供しているため、どのオンライン配信プラットフォームを選べば良いのか悩む人が多いはずです。ここからは、オンライン配信プラットフォームの選び方を紹介します。
・動画配信の目的に合ったものを選ぶ
オンライン配信プラットフォームは、動画配信の目的に応じて選びましょう。どのような目的で動画を配信するか考えて、それに適したプラットフォームを選択します。例えば、オンラインセミナーなどで利用する場合は、ZoomやYouTubeといった参加のハードルが低いプラットフォームがおすすめです。ビジネス会議などで使用したい場合は、セキュリティがしっかりしているWebexやVimeo、ビジネス向けの機能が豊富なTeamsを選ぶのが良いでしょう。
・サービスごとの利用料金をチェックした上で選ぶ
無料のオンライン配信プラットフォームは利用しやすいというメリットがあるものの、閲覧者の細かい設定ができなかったりセキュリティ面の不安があったりするため、あまり法人向けのツールとはいえません。有料のオンライン配信プラットフォームは利用料金を支払う必要はありますが、セキュリティ面がしっかりしており高品質のサービスが期待できます。有料の動画配信プラットフォームであっても、料金プランによって動画視聴できる人数や利用できる機能などが異なります。動画配信プラットフォームの利用人数や使い方などを確認した上で、自社に合ったサービスを選ぶのが良いでしょう。
・セキュリティがしっかりしているものを選ぶ
オンライン配信プラットフォームでは、外部に流出したくない動画を配信することが多いでしょう。通信が暗号化されているものや視聴できるユーザーの管理など、どのようなセキュリティ対策が行われているか確認するのが大切です。また、セキュリティ面を重視したい場合は、クラウドではなく自社ネットワークを利用するオンプレミスを選ぶのも良いでしょう。
・サポート体制の充実度で選ぶ
利用するオンライン配信プラットフォームによって、サポート体制の充実度は異なります。実際にシステムを導入する前に、どのようなサポートが用意されているか比較検討することをおすすめします。電話やメールで問い合わせができるか、専門のサポート窓口があるかなどを確認しましょう。
2. 超おすすめ!配信プラットフォーム5選
オンライン配信プラットフォームにはさまざまな種類があります。ここからは、特におすすめのオンライン配信プラットフォームを紹介します。
2-1.YouTubeのオンライン配信サービスの解説
全世界で何十億人ものユーザーが利用しているオンライン配信プラットフォームです。動画投稿に加えて、YouTube Liveというライブ配信を行えます。YouTubeは配信のハードルが低く、カスタマー向きのサービスだといえるでしょう。専用のYouTubeアナリティクスから、視聴者分析ができるのが特徴です。
YouTubeのメリットは、無料で利用できることです。初期費用もランニングコストもかからないので、費用を抑えたい人に最適。YouTubeのデメリットは誰でも利用できるサービスであるため、セキュリティ面の心配があることです。配信側が設定できる公開範囲は公開・非公開・限定公開の3種類しかなく、情報漏えいのリスクが少なからずあります。また全ての配信者にはYouTube側の担当者がつかないので、問い合わせに時間がかかるというデメリットも考えられます。
2-2.Teamsのオンライン配信サービスの解説
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software
マイクロソフトが開発・提供しているオンライン配信プラットフォームです。マイクロソフトが開発したサービスということもあり、Officeを使いながら配信できるのが特徴。個人も使えますが、資料の共有やメモがしやすいといった機能があることから法人におすすめのサービスといえます。Team上でファイルの共同編集もできるので、複数人でアイデアを出しながら編集作業を行えます。
Teamsのメリットは、リーズナブルな価格帯で提供されていることです。機能が限定されている無料版の他、年間540円のBusiness Basic、年間1,360円のBusiness Standardといったビジネス向けのプランが用意されています。Teamsのデメリットは、SNS等にライブ配信ができないことです。また、接続人数が300名までなので、企業によっては物足りなさを感じるかもしれません。
2-3.Zoomのオンライン配信サービスの解説
講演会やセミナーなどにも活用されることが多いオンライン配信プラットフォームです。1対1の会議からウェビナーまで、さまざまな利用に対応しているのが特徴。暗号化や役割別の操作権限設定など、セキュリティもしっかりしています。
基本プランは無料で利用できますが、機能に制限が付いておりカスタマー向けのプランとなっています。年間21,000円のプロプランも個人向けのプランですが、年間26,900円のビジネスプラン、年間32,300円の企業プランは、法人向けのプランです。入退室の記録を取ったりアンケート結果を抽出できるようになっており、配信データを取って分析できるのがメリットです。
2-4.Webexのオンライン配信サービスの解説
https://www.webex.com/ja/index.html
世界中で利用されているオンライン配信プラットフォームです。セキュリティ面の信頼性が高く、企業や大学などでも利用されています。ホワイトボード機能や画面共有といった情報共有ができる機能が充実。録音録画機能も付いているため、ビジネス上で使い勝手が良いサービスといえるでしょう。料金プランは、無料プラン、年間1,490円のStarterプラン、年間2,980円のBusinessプラン、好きなようにカスタマイズできるEnterpriseプランの4つです。
Webexのメリットは、日本語や英語だけでなく中国語やフランス語など多数の言語に対応していることです。グローバルな対応が可能なので、外国語での対応が必要なときでも安心です。Webexは世界的に見れば利用者が多いものの、日本では他のプラットフォームの方が馴染みはあるかもしれません。慣れ親しんだツールを使いたい場合は、日本人にあまり馴染みがないという点がデメリットになります。
2-5.Vimeo(ヴィメオ)のオンライン配信サービスの解説
海外での知名度が高いオンライン配信プラットフォームです。動画マーケティングに便利な機能が多数整っているのが特徴です。動画内にCTAボタンを設置して、問い合わせに繋げることも可能です。料金プランは全4種類で、Plusプランなら月々700円、Proプランなら月々2,000円、Businessプランなら月々5,000円、Premiumプランなら7,500円で利用できます。有料プランをアップグレードするごとに、ストレージの容量が増えたりプライバシー設定を変更したりすることが可能です。
Vimeoのメリットは、高画質の映像を配信できることです。最大8Kまでの高画質映像や360度映像の配信が可能なので、動画の撮り方の幅が広がります。ただ、Vimeoには、動画ダウンロードによるオフライン視聴ができる機能が付いています。便利な機能ではあるものの、配信した動画をダウンロードしてもらいたくない場合はデメリットになりえます。
3.自社に合ったオンライン配信プラットフォームを選ぼう
ビジネスでも必須となりつつある動画配信。オンライン配信プラットフォームは種類が豊富で、法人向けのサービスも充実しています。プラットフォームによって特徴や機能などが異なるので、まずはそれぞれの特色を知ることが大切です。それぞれのオンライン動画プラットフォームを比較検討し、自社に合ったサービスを選んでください。