AVシステムとはなにか?

“AV”とは 「視聴覚の」という意味の英略語です。
「音声」を表す“Audio”と「映像」を表す“Visual”の頭文字をとって、AVシステム、AV機器などと表記します。

1.AV機器とは?

映像や音声を再生・録画・制御するための電子機器を総じてAV(オーディオ/ビジュアル)機器と呼びます。
テレビ、スピーカー、コンポ、Blu-rayレコーダー、カメラ、ヘッドフォンなどは全てAV機器に分類できます。

AV機器には、上記のような家電とも呼べるような一般的なものもありますが、イベントやライブ会場で使うような業務用のものもあります。

【業務用AV機器の例】

  • マイク・・・ハンドマイク、ヘッドセット、有線・無線など様々なタイプがあります
  • ミキサー・・・複数のマイクや、BGM等の音声を集約し、音量を調節する機材
  • スイッチャー・・・複数の映像素材を切り替え、演出を加える機材
  • ケーブル・・・一般的にはあまり使われることのない数十~数百メートルのものもあります。
  • 照明・・・LEDライト等で空間を演出することができます。

2.AVシステムとは?

前述のAV機器の組み合わせをAVシステムと呼びます。
学校の視聴覚室、映画館、ホール等は、AVシステムを完備した空間といえるでしょう。最近では、広告や商品ディスプレイなどにもAVシステムが活用されています。
技術の進歩が著しい現代では、AVシステムと人々の暮らしは密接に結びついているといえます。
オーディオとビジュアルを分けて、それぞれ「音響システム」「映像システム」と呼ぶこともあります。

3.AVシステムを社内に導入する企業が増えている!

新型コロナウイルスの影響で、仕事のオンライン化が急速に進みました。そんな中で、オフィス内のスペースに映像音響設備を導入して、ハイクオリティなビジネスイベントを内製化しようとする企業が増えています。
机と椅子とホワイトボードしかなかった会議室に、モニターディスプレイとWEBカメラを取り付けてWEB会議室にしたり、カメラ、照明等を設置して、自社でオンラインセミナーができるようなスタジオを構築したりと、バリエーション豊富です。

4.AVシステムの導入例

WEB会議室

①モニターディスプレイ(50インチ)

一見テレビにも見えますが、これは業務用ディスプレイと呼ばれる映像機材です。
家庭用テレビとの違いは、長時間の連続使用を想定して設計されている点です。断続的な使用を想定しているテレビと違い、画面焼けが起きにくかったり、縦向きに使用出来たりと、イベント現場やサイネージに適した仕様になっているモデルが多いのが特徴です。
会議室では、パソコンの画面をモニターディスプレイに表示することで、遠隔地にいる人の顔や、プレゼン資料等を明瞭に映すことができます。

②会議用カメラ(Logicool MeetUp)

WEB会議に特化して設計されたカメラです。
会議室内にいる人物を感知して、全員をフレーム内に収めるように自動でフォーカスとズームを調節する機能が搭載されています。また机上設置されているデバイスは、ホーンスピーカーと呼ばれ、室内の音声を均等に拾うことで、明瞭な音声を遠隔地にいる人に届けることができます。

映像音響システムと聞くと、専門的でハードルが高そうに感じるかもしれませんが、このように2種類のシンプルな機材を導入するだけで、スタイリッシュさと機能性を両立したWEB会議室を構築することができます。

オフィススタジオ

WEB会議室からさらに一歩進んで、社内に撮影スタジオを構築している企業も、最近では珍しくありません。
コロナ禍におけるオンラインイベントの増加に伴って、急速に普及したのが、ZOOM、YouTube Live、TikTok、Twitchなどの配信プラットフォームです。これらのプラットフォームは基本的に無料で使用することができるので、設備を揃えてしまえば、自社でも比較的簡単にライブイベントができるようになりました。

①ビデオカメラ(SONY HXR-NX5R)

業務用ビデオカメラです。
業務用カメラと聞くと、家庭用(民生用)よりも圧倒的な画質と性能を持っているように思うかもしれませんが、一概にそうとは限りません。
家庭用カメラと業務用カメラの大きな違いは、オートかマニュアルかという部分です。知識がない人でも簡単に良い映像が撮れるように、自動調整機能が豊富なのが家庭用。カメラマンの経験と腕次第で、詳細な微調整を行えるのが業務用といったところでしょうか。
映像システムを初めて導入する場合は、最近のモデルなら、家庭用カメラでも十分ハイクオリティな映像を撮影することができます。

②照明

照明があるとないとでは、被写体の写りに大きな差が出ます。
撮影用の照明を使用することで、被写体の持つ凹凸によって生じる影を軽減し、より見やすい映像になります。
ないと撮影が出来ないというモノではありませんが、ハイクオリティで訴求力のある映像を撮影するためには必須のアイテムと言えるでしょう。

③グリーンバック

ネット配信者が人気になったことで、一般的にも広く知られるようになったグリーンバック。少し前までは、CMや映画等、プロフェッショナルな現場で用いられる高度な撮影技法のようなイメージもありましたが、最近はビジネスイベントでもポピュラーになりました。
バーチャルスタジオを合成したり、資料を合成したりして、テレビ番組のような演出も簡単にできるようになりました。

グリーンバック合成についてはこちら

5.まとめ

今回はAVシステムとは何なのか、AVシステムの導入例をご紹介しました。

AVシステムと聞くと、専門的で難しそうな印象を受けやすいかもしれません。ですが一般の人でも使いやすい機材が増え、ネット上でもたくさんの情報を収集できるようになったことで、誰でも撮影や配信ができるようになりました。
ぜひ、AVシステムを導入して、撮影配信にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

AZAコーポレーションでは、お客様のAVシステム導入をサポートするサービスを提供しています。機材の選定から、設置、メンテナンスまで一括コーディネートします。

また、今回紹介した機材の一部は、レンタルも承っております。