オフィス移転に伴う映像音響設備の入れ替えをご依頼をいただきました、株式会社ホットスケープ 前野 伸幸 代表にお話を伺いました。

今回オフィスの映像音響設備としてはかなり本格派な機材を揃えていらっしゃいますが、ホットスケープ様では、AV機材をどのようにご活用されているのでしょうか?

私たちはイベントを作るプロダクション、またイベントの施設やカンファレンス施設をお貸しするお仕事をしていて、ある程度の機材知識は必要になってきます。なので社内で行う研修で実際に機材を触ってみて、良い音や映像をここでしっかり体験しておく、そういう社内研修としての活用がまずひとつです。

もうひとつは、すでにここで開催している外部向けのセミナーや内覧会のようなちょっとしたイベントを行うスペースとしての運用も考えているので、そのためにもある程度の機材は必要だと考えていました。

また、都内のカンファレンス施設の運営に携わらせていただいているのですが、そういうところでなにか機材のトラブル等あった場合に、ちょっとしたセミナーなどであればカバーできるような機材を集めたので、ここの機材を持ち出して対応するというバックアップ的な側面もあります。

このような機材の活用は移転前からあったのでしょうか?

移転前はこのようなスペースはなく、自社に置いて使うというよりは、お仕事の現場に持ちだして使うことの方が多かったです。配信のお手伝いや、ちょっとしたPAをするという仕事が多かったため、大がかりなものよりも、サッと持ち出してすぐ対応できるコンパクトな機材が中心でした。

逆に今回このスペースができたことで機材を常設しておけるので、対応の選択肢が広がったと思います。

新オフィスの内装にマッチした機材のセレクトをされていますね。

そうですね。

私たちも今の状態が決して完成系とは思っておりません。
すでにAV機器メーカーさんや特殊素材を開発している会社さんが、このスペースに関心を持ってくださっているので、そういう方々がPRや実験を行えるような施設としても運用していきたいと考えています。ですので、そのようなパートナーさんも絶賛募集中です。

様々な用途に合わせてずっと変化し続けていく場所にしていきたいと思っています。

実際に働く社員の皆さんや、訪れたゲストの方々の評判はいかがですか?

すごく良いです。

今回このスペースにこのような投資をしたのは、我々のブランディングイメージをしっかりと上げていくという目的もありました。
イベント会社はデザイン性やクリエイティビティをしっかりと訴求していくべきだと思っています。企画書だけで伝えるには限界があるので、クライアントにここにお越しいただくことで「この会社ならデザインや制作を任せても安心」と思わせるブランドイメージがすごく大事だと思います。

比較的新しい機材が並んでいるので、機材に詳しい方は「よく手に入りましたね」と感心されているのもよく見ます。

社員もこの設備を使って社内コミュニケーションを図りたいとか、そういうアイデアがどんどん出てくるのではないかと私も期待しているところです。

今回AZAにご依頼いただいたきっかけや決め手を教えていただけますか?

私たちはイベントを作る仕事をしているので、機材販売だけでなく、レンタルやオペレーターの派遣もされていて、イベントの現場を分かっている会社さんに担当してもらうというのは、すごく心強かったです。

これで終わるわけではなく、ここから何か拡張していったり、機材を足していったりするときにも、そういったイベントの現場を分かっている人たちと一緒に組むのは僕らにとって大きな価値だと思っています。

 

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